生活習慣病健診においての胃部レントゲン撮影についてですが、
必須項目ではないため必ずしも毎年の健診で受診しなくても問題はないかと存じます。
理由といたしましては、
①厚生労働省では市町村が行う胃がん検診について、胃部X線検査(バリウムを飲んで行うレントゲン検査)
または胃内視鏡検査のいずれかを、50歳以上の人を対象に、2年に1回行うことを推奨していること
②検査に伴う心理的・身体的な苦痛(ストレスや便秘)
等が挙げられます。しかし、前年度の健診において胃がんのリスクが高いと判定を受けている場合は、
1年に1回の胃内視鏡検査を受診されることをお勧めします。