事業所の人数が多ければそれだけ、産業医の設置が必要になります。
しかし、産業医を選ぶ時に料金のことが心配になる企業様も多いでしょう。
お医者様を依頼するとなると、高額になるイメージのある方も多いと思います。
そのため、産業医を依頼すると、とんでもない料金が発生するのでは?と不安な企業様もいらっしゃるかもしれません。
今回は産業医の料金体系や選び方について、簡単に触れてみたいと思います。
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1.産業医との契約料金はどのくらい?
まず初めに、産業医との契約料金はどのくらいになるのでしょうか。
産業医の報酬は、シンプルに見ると大体以下のようになります。
(1週間の内の勤務日数)×(3,000,000~4,000,000)円
そもそもどのような違いがあるのでしょうか。
これからその違いと契約料金について少し見ていきたいと思います。
嘱託産業医
を指します。
兼任しているため、最低でも週に3日以上産業医としての勤務をしていることになります。
また嘱託産業医は、労働者数が50人以上999人以下の事業所で勤務することになります。
因みに日本国内の産業医の8割程度がこの嘱託産業医として勤務しているといわれています。
また契約料金は都内の場合は大体以下のようになりますが、これは地域によって異なりますので注意が必要です。
- 49名以下:75,000円前後
- 50~199名:100,000円前後
- 200~399名:150,000円前後
- 400~599名:200,000円前後
- 600~999名:250,000円前後
専属産業医
特定の事業所のみに属している産業医のこと
を、専属産業医といいます。
勿論普段は医師としての勤務をすることに差し支えはありませんが、産業医としての勤務は1つの事業所のみに属するので、よりその企業の産業医として深く面談や指導をしていくことに期待ができるでしょう。
また産業医も、企業が探して設置することもあれば、紹介会社を経由して設置することもあるでしょう。
その場合は支払い報酬に差が生じてきます。
企業が探した産業医の場合
- 49名以下:無料
- 50~600名:100,000~200,000円程
- 601~999名:200,000~280,000円程
産業医紹介サービス経由の場合
- 50~500名:60,000~100,000円
- 501~999名:100,000~200,000円
なお1企業を訪問する都度、別途60,000円を徴収するという契約が多いといわれています。
また、産業医の紹介サービス会社を介する場合は人材紹介料がかかってくるため、トータルすると個人事業主の契約も紹介会社経由の契約も殆ど変わらないといえるでしょう。
1.1産業医との契約形態
では今度は、産業医との契約形態について触れてみましょう。
雇用契約
まず雇用契約とは、企業側が産業医と直接契約をする形態になります。
簡単にいってしまうと、企業側が独自で産業医を探して設置することになります。
そして産業医の探し方は色々あるので、代表的な探し方を見てみましょう。
地域の医師会に頼む:地域の医師会に頼んで産業医を紹介して貰う探し方です。
健康診断機関に頼む:健康診断を実施している機関に頼んでみる方法もあります。
社内に人脈がないか検討する:もし産業医と繋がりのある人が社内にいれば、そこを介して紹介して貰えるケースもあるでしょう。
業務委託契約
業務委託契約とは、産業医紹介サービスを間に挟む契約形態になります。
産業医を探すこともなかなか大変なので、紹介サービスに依頼をすれば手間が省けるでしょう。
また、基本的に優秀な産業医を選別して契約しているため、より優秀な産業医を設置できる確率がぐんと高まります。
さらに、衛生委員会立ち上げや各種セミナー等の制度作りをサポートしてくれるメリットもあるため、産業医紹介サービスに依頼をする企業も多いといわれています。
紹介サービスに依頼を擦れば産業医を探す手間が省けるため、仕事の合間を縫う必要もありませんし、同時に優れた産業医を設置することで事業所内を上手く回すことがより可能になってくるでしょう。
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1.2産業医との契約料金体系は?
先ほども述べましたが、産業医との契約料金はその企業の労働者数によって変動します。
特に従業員数が多ければそれだけ、産業医にかかる料金も上がってくるでしょう。
また産業医の紹介サービス会社を介すると、紹介料も必要になりますが、紹介料は大体以下のようになります。
- 50~300名:200,000~300,000円程
- 301~500名:320,000~360,000円程
- 501~800名:430,000~580,000円程
- 801~999名:640,000~730,000円程
トータルで考えると、企業が個人的に産業医を探す場合も、産業医紹介サービス会社を間に挟む場合もあまり金額は変わってこないかもしれません。
しかし、紹介サービスに依頼をすることで、まずは産業医を探す手間が省くため、貴重な時間を仕事や会社のために有効活用させることができます。
そして、紹介サービスでは産業医の紹介以外にも色々なサポートも充実していますし、産業医を設置するに当たって必要な書類の作成や提出も代行してくれます。
また何より産業医を紹介して終わりではなく、その後もフォロー体制も整っています。
そのため、紹介サービスに頼むことでよりマッチングした産業医を設置することが可能になりますし、色々な手間が省けるので企業側にとってもかなり効率的になるでしょう。
2.産業医の選任方法
それでは次に、産業医の選任方法について見ていきましょう。
まず産業医は当然ですが、医師免許を所有している医師でないとなれません。
その中でも、以下の条件のいずれか1つ以上に当てはまる医師でないと産業医にはなれないので、以下の1つ以上に当てはまる医師を選任する必要があります。
- 厚生労働省が指定する、日本医師会か産業医師大学が行っている研修を修了している
- 産業医の養成課程が設置されている産業医科大学かその他の大学で、厚生労働大臣が指定する過程を修めて卒業し、更にその大学が行う実習を履修している
- 労働衛生コンサルタント試験(試験区分は保健衛生)に合格している
- 大学で労働衛生に関わる科目を担当している、教授や准教授、常勤講師か、かつて経験した事があること
そして基本的に従業員が50名以上の事業所の場合、産業医を選任して設置する義務があります。
また産業医の設置人数は、事業所の労働者数によって変動してくるので、少し触れてみましょう。
人数が多いとそれだけ産業医が必要になり、同時に事業所の人数により産業医にかかる料金も変わってきます。
また、常時1,000名以上の従業員が勤務する事業所と、労働安全衛生規則で定められた特定業務に常時500名以上が従事する事業所は、専属の産業医を設置する必要が出てきます。
3.産業医を選ぶ際に気をつけたいこと
産業医を選ぶ時は料金のことが不安になるかもしれませんが、それと同時に、優秀な産業医を選ぶ必要があります。
中にはアルバイト感覚で産業医をしている医師もいるようですが、そういった感覚ではないかを見極める必要があります。
しかし、個人でそこを見極めることは限界があります。
また、産業医は専門職になるため、優秀な産業医を見抜くことはそれこそ限界があるでしょう。
では優秀な産業医を選びたいなら、どうすることがベストになるのでしょうか。
3.1紹介経験の豊富なサービスに依頼する
まずはシンプルに、紹介経験が豊富な産業医紹介サービスに依頼をすることが良いでしょう。
産業医紹介サービスなら当然紹介経験も豊富なので、企業側で産業医を探すよりも断然有利になってきます。
また、何より厳選された優秀な産業医と契約しているため、より優秀な産業医と契約できるメリットも高くなるでしょう。
産業医紹介サービス会社に依頼をすれば、選ばれた優秀な産業医の中から、それぞれの企業にマッチングした産業医を探してくれます。
事業所によりマッチングした産業医の設置を実現させるためにも、産業医に期待することや要望等があれば、事前にしっかり伝えておくことが大切
です。
3.2産業医の選任相場を確認しておく
そして産業医を選任する際には相場を事前に確認しておくことが大切です。
相場をしっかり確認しなかったがために、選任した後に想像よりもずっと高かったということにならないためにも、事前にしっかり把握をしておくことが重要といえるでしょう。
また産業医紹介サービスを間に挟む場合は紹介料がかかってきますが、その紹介料についてもしっかり話を聞くことで事前に把握をしておくことが大切です。
3.3産業医の選任目的を明確にしておく
そもそも産業医を選任する目的はどのようなものでしょうか。
義務付けられているからとりあえず選任するという考えよりも、どのような目的で選任するのか明確にしておくことが今後の企業の発展のためにも、労働者が働きやすい環境を作るためにも大切といえるでしょう。
労働者の体調管理
社員の体調管理を任せることが産業医を選任する目的になります。
目に見えるケガや病気以外にも、体に奥に潜む病気や目に見えない心の病気にも気が付いて健康指導やアドバイスができ、同時に企業側と情報を共有し合える産業医こそが、本当の意味で労働者の健康管理ができるといえるでしょう。
危険事業に従事する労働者の健康管理
また、常に危険が伴う事業に従事する従業員数が多く在籍する事業所では、より専門的な面談を行う産業医の設置が必要になってくるでしょう。
そのため、より慎重に面談をしてくれる産業医を選任することが大切になってきます。
事業所側と連携が取れるか
産業医が従業員の体調を把握しておくことも勿論大切ですが、それと同時に事業所側と情報を共有し合うことも大切です。
事業所側が労働者の体調について把握しておくことが大切ですし、把握しておくことで色々な対策を取ることができるので、事業所側と連携が取れる産業医を選ぶことが大切です。
4.料金の相談なら産業医クラウドにお任せ!
産業医クラウドには、全国から厳選された優秀な産業医が多数在籍しています。
まずは気になる料金ですが、以下のようになってくるので参考にしてみて下さい。
- 従業員数150名以下:1時間50,000円~
- 従業員数150~300名以下:2時間80,000円~
- 従業員数300~500名以下:3時間110,000円~
なお延長料金は30分25,000円になってきます。
そしてこの料金はおおよその目安になるので、企業によって面談に必要な時間は異なってくると思います。
しかし、社員数が500名を超える企業様はお見積りを出すことができるので、社員数が多い企業様はどうかご遠慮なくご相談下さい。
さらに、
Avenirはそれぞれの企業様から丁寧にお話を伺い、その上で15万人の在籍産業医の中からよりマッチングした産業医を選別します。
より良い企業作りのお手伝いをさせて頂くためにも全力でベストな産業医を選び、産業医を設置された後も各種フォローをさせて頂きます。
より良い紹介サービスを目指して、産業医の訪問日の日程調整や各種制度作りのサポート等も行わせて頂きますので、何かご希望がありましたらいつでもご相談下さい。
また、産業医を替えたいと思われた場合、個人的に産業医と契約した場合はしがらみ等が生じて替えにくいかもしれません。
しかし、産業医クラウドならお気軽に相談して頂ければ、無償で産業医のチェンジに対応していますので、気軽に問い合わせできます。
同じお金を使うのでしたらより有益な使い方をした方が良いですが、この先より優秀な産業医を設置してより時間を有効活用させ、より良い会社を作るためにも産業医クラウドにお任せください。
きっと効率的に仕事を回転させながら、素晴らしい社内環境を作るための第一歩に繋がるはずです。
5.まとめ
産業医を設置する際は料金が心配ですが、その不安を少しでも取り除くためには、事前にかかるおおよその金額を把握しておくことが大切です。
そしてお金も大切ですが、節約と称して優秀な産業医を限られた範囲内で探してしまうと、従業員の体調悪化に気が付かず、気がついたら従業員が体を壊してその結果、会社の回転が悪くなってしまう可能性もあります。
会社は一部の人間で成り立っているのではありません。
そこで一生懸命働いている従業員達がいるからこそ成り立っています。
そしてその大切な従業員の体調管理のためにも会社のためにも、使うべきお金は使わないとなりません。
より良い事業所作りのためにも必要な経費は使い、従業員達が働きやすい環境を作っていくことが大切といえるでしょう。
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